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看護部のご紹介

■ ​看護部のご紹介

医療法人社団関川会 関川病院
介護老人保健施設ひぐらしの里

 

看護部長 

認定看護管理者  柳島多三夫

ご挨拶


2021年度より看護部をお預かりしております。

医療法人社団関川会の最上階からは近隣の街並みを一望できます。耳を澄ませば、次世代を担う子供の声や鳥のさえずり・鉄道の音など、生活の営みを肌で感じることができるこの街がとても気に入っています。


当院は昭和32年関川医院として病床数9床で開業いたしました。昭和44年には内科・小児科・外科・産婦人科・神経科・皮膚泌尿器科・耳鼻咽喉科・眼科を持つ関川総合病院として、近隣の方の出産にも多く立ち会い寄り添ってまいりました。時代も変わり産科も小児科も閉じましたが、今でも感謝のお言葉を頂戴することがあります。このような地域の皆様の温かいお言葉を胸に、現在は高齢社会の医療と介護を担う施設として日々研鑽に努めております。


現在の関川会においでになる患者様の多くは、長期療養を目的とする近隣にお住いの後期高齢者です。まさしくこの平和な社会を私たちに残してくださった方々です。こうした高齢者の方々が地域医療構想にもある「住民が住み慣れた地域で生活しながら、状態に応じた適切で必要な医療をうけられる」ように医療・看護・介護を通してお力になりたいと考えております。皆様からは「近所の顔なじみの病院」として「お顔が見えるお付き合い」を大切に看護・介護をしてまいります。

看護職員教育計画


看護部におきましては、看護部組織力の強化を計画しております。主に看護部主催の研修会を開催し知識や技術の刷新に努めてまいります。医療も看護もそして介護も日進月歩です。古い技術や慣習に埋もれることのないように常に新しい時代にあった医療と看護・介護を皆様にお届けいたします。具体的には近隣の病院からの各分野の認定看護師をお招きし、看護技術の研修や、看護協会主催の研修に積極的に参加をしています。


看護補助者には王子ネピア様の協力により、おむつマイスター研修を開催し多数の合格者が誕生しました。最新の紙おむつを正しく使用することでその機能を最大限に発揮させ、患者様・利用者様が快適な生活をお送りできるようお手伝いいたします。また、荒川区高齢者福祉課の協力により「認知症サポーター養成講座」を院内で開催します。主に当院で働くコメディカルに、認知症に対する正しい理解と対応ができることが目的です。同じく看護師にも東京都委託事業である「認知症対応力向上研修」に参加し研修修了者を育成します。

教育研修施設として


教育研修施設として二つの役割があります。一つは関連施設である東都大学看護学部の実習施設として(老健)ひぐらしの里と(病院)療養病棟で実習生を受け入れております。私たち自身も学びながら次世代を担う新しい看護の灯の育成に努めております。


二つ目は東京都の委託事業による「プラチナナース就業継続支援事業・研修施設」として(老健)ひぐらしの里が協力施設に任命され、50歳以上の看護職員の復職支援を行っております。慢性的な人員不足が続く職業として、一度引退された看護師や定年後に新たな職場でもうひと仕事を成し遂げたい看護師の復職支援をしております。


私たち看護師にできることはわずかですが「患者様のために・利用者様のために」できることをできる限りしてゆきますことをお約束いたします。

看護部の理念


関川病院は、患者様を尊重し、地域に信頼される病院をめざします。

看護部基本方針


1.患者様の立場にたち、人権を尊重し、地域の人に信頼される看護、介護をおこないます。


2.看護、介護する事に誇りを持ち、常に看護、介護の水準の向上に努め、安全な看護、介護を提供します。


3.保険、医療、福祉との連携を深め、看護、介護の継続をはかります。


4.専門職としての自覚を持ち、研修、自己研鑽に努めます。

看護部外来紹介


外来では、患者様の状態や診療科の特性に応じた看護を提供しています。患者様やご家族の健康管理やご病気に関する相談相手となり在宅療養等の継続が図れるよう支援させていただきたいと思います。

​病棟紹介:医療療養病棟(4階)


4階の医療療養病棟は42床あり、急性期の治療を終えた後も引き続き中長期的な治療が必要な方が主な入院対象となっています。
中心静脈栄養、経管栄養、人工透析などの継続医療を必要とする方や、在宅復帰に不安が残る患者様に対し、理学療法士や栄養士など他部署スタッフとも相談し、個々の状況に合わせた看護・介護を提供しています。
患者様やそのご家族の不安やストレスを最小限にする為、笑顔での対応に努め、サポートさせていただいています。

​病棟紹介:一般病棟(5階)


一般病棟(39階)は、心疾患をはじめ、腎臓疾患、慢性期疾患の方まで、幅広い疾患の患者様の入院に対応しています。一般病棟での治療が落ち着くと、障害者病棟、療養病棟へ転棟される患者様もおられ ますが、人生の終末をむかえられる患者様も多く、患者様の人生観を大切にし、気持ちに寄り添い、「ここにきてよかった」と言って頂けるような看護ケアを日々目指しています。また、スタッフは経験を重ねたスタッフからママさんナース、若い看護師まで幅広い年齢層のスタッフが働いています。

​病棟紹介:障害者病棟(6階・7階)


6、7階合わせて計60床の障害者病棟は、パーキンソン病やALS等の難病患者様、重度の肢体不自由がある患者様、脳疾患による意識障害の患者様、脊髄損傷により四肢麻痔等の障害がある患者様を主に受け入れている病棟です。スタッフ一同笑顔を絶やさず、患者様の気持ちに寄り添い、安心・安全な看護の提供を目指しています。

診療科(医師)のご紹介

■ ​診療科(医師)のご紹介

​内科

​腎臓内科

​糖尿病内科

​呼吸器内科

​消化器内科

​腎臓外科

​形成外科

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整形外科

​耳鼻咽喉科

​皮膚科

コメディカル部門のご紹介

■ ​コメディカル部門のご紹介

リハビリテーション室


当院のリハビリテーション室は、主に慢性期(脳血管疾患、廃用症候群、運動器疾患、呼吸器疾患)の入院患者様を対象としています。 心身機能と生活の質の維持・向上が、当院でのリハビリテーションの主な目的となります。リハビリスタッフだけでなく、医師、病棟看護師、他職種との連携を取りながら、病院スタッフ一丸となって患者様のリハビリテーションを行っています。それぞれの患者様のペースに合わせて適切なリハビリテーションを継続できる体制を整えています。

放射線科


症状や疾患などにあわせた医師の検査依頼にしたがって機器や検査方法を使い分けて、病気の発見・治療の計画・経過の観察などに役立つ画像を提供します。
健康診断でもX線装置を使用します。病気の早期発見をしたり、健康状態を把握して病気の予防につなげたりすることができます。
当院に設置されているX線機器は、一般撮影装置、移動型X線撮影装置、マルチスライスCT、血管造影装置です。

 

一般撮影
一般的にレントゲン検査とも呼ばれ胸部・腹部・骨などあらゆる部位を撮影する検査です。
洋服のボタンや金属類などは写真に写り、病変との間違えや見逃しの原因になる可能性があります。撮影する部位に応じた身支度を担当の放射線技師が説明いたします。
当院では1つの撮影室で行っています。一般撮影が立て込んでいる場合にはお待ちいただくか先に他の検査へ行っていただくこともあるので御了承ください。

CT撮影
CTとはComputed Tomography(コンピュータ断層撮影)の略であり、CT検査はX線を使って身体の断面を撮影する診断に大変役立つ検査です。CT装置の中心にある大きな穴に体を通してX線によって得られる体内の様子の情報をコンピュータで処理し画像化します。
当院では4列のマルチスライスCTを使用しています。シングルスライスCTに比べて撮影時間が短縮され、撮影方法によっては画像再構成によって様々な断面の画像を得ることができます。

 

血管造影
血管造影検査とは脚のつけね、手首、肘などからカテーテルと呼ばれる細い管を血管内に挿入して、造影剤(血管を描出させるための薬剤)をカテーテルから注入し、X線を用いて連続的に撮影して血管を描出させる検査です。
当院では透析患者様の内シャント狭窄の治療(内シャントPTA)などを行っています。

薬局


私たち薬剤師は、医師のカルテとは別に患者様一人ひとりの薬歴を作成し、処方せんの内容・病状・検査データ・過去の副作用情報などから、医師から処方されている個々の薬が、体内でどのように動くかを予測し、期待している効果がでるか、それ以外の副作用が発現しやすい状態ではないか、薬剤相互作用がないか、など様々なことを総合的に考えながら入院されている患者様の薬(注射薬を含む)の調剤を行っています。

処方に疑問がある場合には処方した医師に確認をし、処方提案をすることもあります。

病棟では、患者様やご家族様に薬についての説明をし、疑問にお答えしています。また、患者様が直接使用されない消毒薬なども含めた館内すべてで使用されている薬の管理もしているので、併設施設である「介護老人保健施設 ひぐらしの里」の入所者様の調剤なども行っています。尚、外来患者様の処方は、院外処方です。ご自分の「かかりつけ薬局・かかりつけ薬剤師」へ受付でお渡しする処方せんをお持ちください。

栄養科


栄養科は診療技術部に属しており、管理栄養士および業務委託職員で構成しています。栄養科の業務は大きく分けて、【栄養管理】と【給食管理】の2つに分けられます。

栄養管理
1人1人の入院患者様に栄養管理計画書を作成し、適切な栄養量や摂食機能に合った形態のお食事を提供しています。
また、医師、看護師等他スタッフと連携を取りながら随時患者様の状態に合ったお食事を提供し、栄養状態の維持・改善に努めています。

 

給食管理
入院中のお食事は特に制限のない「一般食」と各種疾患に応じた「治療食」の2つに分けられます。
また、個々の咀嚼・嚥下機能に応じ「一口大・きざみ・ペースト」の形態に加え、とろみ付きの対応を行っています。
入院中のお食事は治療の一環として重要ですが、それだけでなく入院生活の中で食事を楽しみにして頂けるよう月1回行事食を提供しています。

 

栄養指導
当院では医師の指示の下、入院・外来患者様およびそのご家族を対象に各種疾患に応じた栄養指導を実施しています。栄養指導のご希望がある方はお気軽に医師にご相談ください。

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