予防接種・乳幼児健診について

 

当院での予防接種、乳幼児健診について        2017.8.1

 

*こどもの予防接種には予防接種法で定められた「定期予防接種」(無料)とそれ以外の「任意予防接種」(有料)があります。当院では以下の予防接種を行っております。

 

<定期予防接種>

インフルエンザ菌(ヒブワクチン)、小児用肺炎球菌、B型肝炎、4種混合(DPT-IPV)、

BCG、麻疹風疹混合(MR)、水痘、日本脳炎、2種混合(DT

<任意予防接種>

ロタウイルス(ロタテック)、おたふくかぜ(荒川区は予防接種費用の助成があります)

季節性インフルエンザ、麻疹、風疹、不活化ポリオ、A型肝炎、破傷風など

 

 

*定期接種の期間・回数・スケジュール・ワクチンの種類・接種方法について

インフルエンザ菌(ヒブワクチン)

(定期接種の期間)生後2か月から5歳に至るまで

(標準的スケジュール)

 生後2か月になったら接種を開始して、4回接種します。

  生後12か月までに27日以上(標準では4から8週間)の間隔で3

         注:27日以上とは接種した翌日から数えます

           例えば1日に接種した場合、次回は28日以降に接種が可能です

3回目から7か月以上(標準では7か月から13か月)あけて1

*打ち始めの月齢等によって接種回数が異なります。

①初回の接種が生後7か月から1歳に至るまでのとき:3

     4週から8週の間隔で2回、7か月から13か月の間隔をおいて1

②初回の接種が生後1歳から5歳に至るまでのとき:期限内に1

 (ワクチンの種類と接種方法)不活化ワクチン、注射

 

小児用肺炎球菌ワクチン(小児の肺炎球菌感染症)

(定期接種の期間)生後2か月から5歳に至るまで

(標準的スケジュール)

 生後2か月になったら接種を開始して4回接種します。

  生後12か月までに27日以上の間隔で3回、

3回目から60日以上おいて生後12か月以降(15か月まで)1

 

*打ち始めの月齢等によって接種回数が異なります。

①初回の接種が生後7か月から1歳に至るまでのとき:3

   1歳までに27日以上の間隔で2回、

60日以上の間隔をおいて生後12か月以降に1

②初回の接種が生後1歳から2歳に至るまでのとき:60日以上の間隔で2

③初回の接種が2歳から5歳に至るまでのとき:期限内に1

 (ワクチンの種類と接種方法)不活化ワクチン、注射

 

B型肝炎ワクチン

B型肝炎は平成2810月から定期接種となりました。平成284月以降に出生したお子さんが対象となります。

ただし、母子感染予防のために、健康保険によりHBs人免疫グロブリンの投与にあわせてB型肝炎ワクチンを接種したことがあるお子さんは、定期接種の対象から除かれます。

(定期接種の期間・回数)

 1歳に至るまでに計3

(標準的スケジュール)

 1回目を生後2か月、2回目を生後3か月、3回目を生後7から8か月

(ワクチンの種類と接種方法)不活化ワクチン、注射

 

4種混合DPTIPV(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ)

(定期接種の期間・回数)

 生後3か月から76か月に至るまでに計4

(標準的スケジュール)

 生後3か月になったら20日以上(標準では3週から8)の間隔で3回接種したのち、

            注:20日以上とは接種した翌日から数えます  

3回目終了から6か月以上(標準では12か月から18か月の間)1

(ワクチンの種類と接種方法)不活化ワクチン、注射

 

BCG(結核)

(定期接種の期間・回数)

 0歳のときに1

(標準的スケジュール)

 ヒブ・肺炎球菌・四種混合の3回目までが終了してから、生後5か月から8か月頃に

接種

(ワクチンの種類と接種方法)生ワクチン、スタンプ式

 

MRワクチン(麻しん(はしか)風しん)

(定期接種の期間・回数)

 1期 1歳のときに1

 2期 小学校就学前の41日から331日までに1

 

(標準的スケジュール)

 1期を1歳になってすぐに1回接種、

2期は小学校就学前の41日から331日までのできるだけ早い時期に1回接種

(ワクチンの種類、接種方法)生ワクチン、注射

*荒川区では麻しん風しん未接種者に対する特別対策を実施しています。

詳しくは荒川区HP「麻しん風しん予防接種の特別対策について」をご参照ください。

 

水痘ワクチン(みずぼうそう)

(定期接種の期間・回数)

 1歳から2歳のときに2

(標準的スケジュール)

 1回目を生後12か月から15か月までに接種し、3か月以上(標準では6から12か月)

あけて2回目を接種

 (ワクチンの種類、接種方法)生ワクチン、注射

 

日本脳炎ワクチン

(定期接種の期間・回数)

 1期 生後6か月から76か月に至るまでに3

 2期 9歳から12歳のときに1

(標準的スケジュール)

 3歳になったら1期を6日以上(標準では1週から4)の間隔で2回、

           注:6日以上とは接種した翌日から数えます

             例えば1日に接種すれば次回は8日以降に接種が可能です

2回目から6か月以上の間隔で(標準では1年経った頃)1回接種します。

2期は9歳になったら1回接種します。

(ワクチンの種類、接種方法)不活化ワクチン、注射

 

2種混合DT(ジフテリア・破傷風)

(定期接種の期間・回数)

 11歳から12歳のときに1

(ワクチンの種類、接種方法)不活化ワクチン、注射

 

 

<任意予防接種の期間・回数・スケジュール・ワクチンの種類・接種方法について>

ロタウイルスワクチン(ロタテック)

ロタウイルス感染症(多くの子供がかかる嘔吐・下痢をおこすロタウイルス胃腸炎や重い脳炎などの合併症を引き起こす感染症)を防ぐワクチンです。

現在ロタウイルス感染症を予防するワクチンとしてロタリックス(GSK-1価ワクチン、2回接種)、ロタテック(MSD-5価ワクチン、3回接種)の2種類があります。

日本ではロタリックスが201111月、ロタテックが20127月に発売になりました。

当院では3回接種のロタテックを採用しています。

(接種時期と接種回数)

標準的スケジュール:生後2か月から4週ずつの間隔をあけて3

(ワクチンの種類と接種方法)生ワクチン、経口接種:飲むワクチン

(注意点)

 生後6週から接種できますが、他のワクチンとの同時接種を考えて生後2か月からが

最適です。

どちらも接種できる期間が決められており(遅くとも生後3か月半:生後146

まで)、これがほかのワクチンと異なる点です。

この目的は腸重積症(腸閉塞の一種)が起こりにくい低い年齢で接種することです。

初回接種は生後2か月にヒブ、肺炎球菌ワクチンとの同時接種がおすすめです。

(日本小児科学会は同時接種を推奨しています。)

*接種できる期間がとても短いので、スケジュールの立て方などご不明な点があれば早めに小児科医と相談して接種スケジュールを立てましょう。

当院では生後2か月前にスケジュールを立てる目的での受診も可能です。

保護者の方のみの受診でも大丈夫ですので母子手帳をお持ちになりご来院ください。

 

 

 

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)

(接種時期と接種回数):推奨されているのは2

1歳から接種できます。

1回目の数年後(26年目)に2回目を受けるのがしっかりと免疫をつけるために必要です。

荒川区では小学校へ就学する年の331日まで、3500円の費用助成がありますので

当院での実質負担は荒川区民であれば820円です。

(ワクチンの種類と接種方法)生ワクチン、注射

 

季節性インフルエンザ

(接種時期と接種回数)生後6か月以上12歳まで(13歳未満)では2回接種

  当院では10月下旬頃より接種が始まります。

  流行前に接種が終わるように、1回目は10月下旬~11月上旬、

2回目は1回目から24週(できれば4週間)の間隔をあけて11月下旬~12月上旬

までに接種します。

(ワクチンの種類と接種方法)不活化ワクチン、注射

 

*同時接種について

早く免疫をつけて、ワクチンで防げる危険な病気から子供を守るために同時接種は欠かせないものです。

同時接種が安全であることは、世界の何億以上の子供が受けてきていることからも、世界の常識であり日本でも確認されています。

接種年齢になっていればワクチンの種類や本数にかかわらず、何本でも受けることができます。

当院でも同時接種を行っておりますが、現在まで特に問題なく接種できています。

ご不安な点がありましたら接種医にご相談ください。

 

 

***予防接種の受診の注意点について***

① 当院での予防接種は予約はいりません。

予防接種受付時間は月~金曜日は午前1215分、午後は1615

土曜日は午前のみ1115分までとなっております。

② 当院での接種が初めての方はスケジュール計画やワクチンの説明も可能ですので

まずはご相談ください。直接来院されても接種は可能です。

ただしロタウイルスワクチンを希望される場合は飲むワクチンですので、

授乳直後の来院ですと接種できないことがあります。

授乳から2時間はあけてご来院ください。

③ 記載済みの問診票と母子手帳を忘れずにお持ちください。

   任意接種の問診票は受付にございますのでスタッフにお声掛けください。

④ 発熱しているお子様や咳の強いお子様は小児科前の待合室ではなく、

隔離されている所でお待ち頂いておりますが、午前中は感染症のお子様も多い為

予防接種をご希望の方は11時前後にお越しください。

⑤ 予防接種後15分間は院内に待機して頂き、医師による接種部位の腫れなどや発疹の

有無の確認後にお帰り頂いております。

予防接種受付時間をご参照の上、時間に余裕を持ってお越しください。

⑥ ロタウイルスワクチンは飲むワクチンですので、接種を希望される方は接種後の嘔吐を避ける為に、少なくとも接種2時間前までに授乳をお済ませください。

接種後問題なければ院内で授乳することもできますのでお気軽にスタッフにお声掛け

ください。

 

*乳幼児健診について

当院では67か月健診、910か月健診、プチ健診(13か月まで)を行っております。

プチ健診はMRワクチン接種と同時に行います。

予約は不要です。

乳幼児健診票(67か月:ピンクの紙、910か月・プチ健診:白い紙)と母子手帳をお持ちください。

受付時間は月~金曜日は午前1215分、午後は1615

土曜日は午前のみ1115分までですので時間に余裕を持ってお越しください。

その他の健診を希望される方はお手数ですが病院受付へお問い合わせください。

 

                       関川病院 病院受付 03-3803-5151

 

 

 

☆☆☆初めてワクチンを接種する赤ちゃんのスケジュール(例)☆☆☆

<生後2か月>

ロタ、B型肝炎、ヒブ、肺炎球菌

 4週間後の同じ曜日以降

<生後3か月>

ロタ、B型肝炎、ヒブ、肺炎球菌、4種混合

 4週間後の同じ曜日以降

<生後4か月>

ロタ、ヒブ、肺炎球菌、4種混合

↓ 4週間後の同じ曜日以降

<生後5か月>

4種混合

 1週間後の同じ曜日以降

BCG

 

☆☆☆1歳児に接種するワクチン☆☆☆

ヒブワクチン・小児用肺炎球菌ワクチン・4種混合ワクチン、麻疹風疹混合ワクチン、

水痘ワクチン、おたふくかぜワクチン

・最後の接種から最低あけなくてはいけない期間

  ヒブワクチン;7か月以上

  4種混合ワクチン;6か月以上

  小児用肺炎球菌ワクチン;60日以上

  水痘ワクチン;3か月以上(標準的には6か月以上の間隔をあけることが望ましい)

 

<接種例>

1歳になったら

MR(麻疹風疹混合ワクチン)、水痘、おたふく

4週後の同じ曜日以降

ヒブ、肺炎球菌 *場合により4種混合も同時に接種

 ・MR、水痘、おたふくは希望があれば1本ずつの接種も可能(原則同時接種も可能)

   同時接種に関してご不明な点があれば医師にご相談ください。

4回目の4種混合は3回目の接種から6か月以上あけて(標準的には接種後12か月

から18か月の間に)接種

2回目の水痘は1回目から3か月以上あけて(標準的には612か月あけて)接種