バスキュラーアクセス治療センター

 当センターは、葛原敬八郎(久留米大学医学部卒)(前 虎の門病院腎センター外科部長)が当院に着任した平成17年7月1日に慢性透析症例のバスキュラーアクセストラブル(Vascular Access Trouble 以下VAT)の治療を行う目的で創設されました。

  当センターのVAT治療は、原則としてinterventional therapy すなわち経皮的血管内治療法PTAを主として施行していますが、PTA不適応症例については外科的対応を行っています。 
VAT治療は、早期対応が好ましいため、可能な限り緊急な対応が出来るようにしています。(※日祝祭日・毎週金曜日・第2土曜日は除く)
上記、治療は予約制となっておりますので、事前に電話にてお申し込み下さい。

 当センターは、近隣透析施設、透析患者のVAT治療依頼・要望を積極的に受け入れられる地域バスキュラーアクセス治療センターを目標としております。

バスキュラーアクセストラブル治療の展望

 バスキュラーアクセストラブル治療(VAT治療)の80%以上はPTA治療が可能です。
しかし、血栓処理上の問題によりPTA後のVAT再発問題があります。
巨大血栓閉塞例(殊に上腕内シャント例)、血管内針穿刺困難例、早期凝血例ではPTA適応は困難です。シャント閉塞例であっても早期であれば十分PTA対応が可能であると言えます。

バスキュラーアクセスの実績

(H20年4月1日~H21年3月末日)


手術合計件数 152件 PTA件数

546件

アクセス手術

前腕内シャント新設

32件

前腕内シャント再建

17件

肘上腕内シャント新設

33件

肘上腕内シャント再建

27件

グラフト内シャント新設

5件

グラフト内シャント再建

10件

動脈表在化

3件

カテーテル埋め込み

3件

血栓除去 + PTA

2件

創処置(止血) + 感染

6件

シャント静脈結紮 10件
シャント瘤処理 4件